「主張」という話し方
先月福岡で「全国商工会青年部全国大会」というものがあって、 私も仕事の関係で最近町の商工会青年部に入ったものだから、参加してきた。
その中で「主張発表」の全国代表の発表というものがあった。
内容は、各地の青年部活動を通してこういう地域貢献をしました」という事例発表である。
若者の熱い活動が内容だから、語りの口調も熱くなりがちである。妙に爽やかにやろうとすればするほど、熱い。いや、暑苦しい。
どうしてこういう語り口になるのだろう。小学生の教科書読みを、なお大げさにした感じ。
これは商工会だけではなくて、おそらく「青年の主張」とか、その他の「主張大会」でも、同じような傾向で、「主張」
独特の語り口のパターンというものがあるのだろう。
この会のゲストには自民党国会議員がずらっと並んでいて、中には商工会青年部OBという議員もいた。つまり、
この語り方の延長には選挙演説や、政治演説があるということなのだろう。大学の弁論部系の語り方とも、類似しているのかもしれない。
この不自然さはなんとかならないのか。
会話ではないから演劇とは話し方が異なるのは当然だが、しかし、もっと自然体で伝えるテクニックがあるのではないか。
結局最優秀賞となったのは、汎用性のある事例をわりと冷静な語り口で「主張」した人だった。
ところで、「主張」に優劣をつけることにどういう意味があるのだろう。 各主張の前には応援合戦がある。なんでもかんでも順位を付けなければ気が済まないというのは病的ではないか。 それよりは内容を多面的に評価検討した方がよい。
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